2017/06/09

ゴビマンチュリアンピザ...

先日... R.Sharath Jois 師 の記事を SHIHOさん (KPJAYI Authorized Teacher / Mysore Fukuoka Owner) が翻訳をして FB でシェアしてくれていたので、こちらでも紹介させて頂きたいと思います。

本当にありがとうございます!
是非読んでください!「Sharath Jois on the Key Ingredients for Experiencing Yoga」

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インドでピザがとても新しいものだった頃、ピザでビジネスをしたいいくつかの会社が出で来た、彼らは新しいピザ、”ゴビマンチュリアンピザ”を創り出した。
(ゴビマンチュリアンとはインドの食べ物で、カリフラワーをタンドリーソテーしたもの。私、好物です)
私たちにとってそれはとても興味深いものだったのでデリバリーを取ってみた。
それはいつものピザにゴビマンチュリアンがのっていた。沢山の人が買った。新しく今までのピザと違い、そして美味しい。でもヘルシーじゃなかった。同じように、これがどういう風にヨガが成って来たか、だ。美味しくて魅力的、でも健全じゃない。現在、本当にたくさんのヨガのSTYLE=流派がある。人々は自分の名前をヨガという言葉の前に付けて新しい流派を考えだす。そして沢山のフォロワーが欲しいと思う。彼らは沢山のVIDEOを作り出すが、それはまるでジャンクフード。美味しくて見栄えが良く、でも健全じゃない。人々はそれらをヨガだと思ってやってみる、そして私はヨガをやっていると思う、でもそうでは無い。アシュタンガヨガとはヨガの流派ではない。それはハンドスタンドよりももっと遠くの”何か”を探求する方法です。多くの人々はハンドスタンドや脚を頭の後ろにかける事をアシュタンガヨガだと思っている。しかしアシュタンガヨガとは、ヨガとは何か?を経験する方法であり、我々とは何者なのか?を理解する事やどうすればより義務を遂行できるのか?どうすればより良くこの世界で生きる事ができるのか?を知る為に経験する方法なのです。アシュタンガヨガとは方法なのです。この事を何度も話してきましたが、実践者はアシュタンガヨガのファンダメンタル=基本をいつも思い出さなければなりません、ヤマとニヤマです。これはヨガを実践する為の鍵であり確立させる原料なのです。レシピから料理を作り出すようなものです。あなたにはこれらの原料が必要であり無ければ無理であり、ヨガをしている事にはならないのです。

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アシュタンガメッソッドは8つの枝Eight limbsがある。
最初の4つは外の柱である、

ヤマ 禁戒  日常生活で行なってはいけない事
ニヤマ 勧戒   日常生活で実践すべき事
アサナ 坐法、型を取る、ポーズ 
プラナヤーマ 呼吸法

ヤマにはさらに枝があり、
アヒムサ 非暴力、不殺生
サティヤ 嘘をつかない
アスティヤ 不盗
ブラフマチャリア 禁欲 無駄にエネルギーを使わない 生命エネルギーは必要なところに集中させる
アパリグラハ 不貪

ニヤマの枝は、
サウチャ 清浄
サントーシャ 知足 足るを知る
タパス 苦行
スワディヤーヤ 読誦、学習、向上心
イシュワラプラニダーナ 信仰

これらは私たちのスピリチュアル.ジャーニー(今よりももっと深奥を探求する事、と訳させてください)において全てとても重要な本質的原料です。もし貴方の実践(練習)をもっと深めたいのであれば、これらの原料は絶対に必要です。これらの原料無しで、ヨガを理解する事は決してありません。写真やビデオの中の柔軟な人が頭の後ろに脚をかけたりハンドスタンドをする事がヨガだと考えるならば、大切なものを見失った一生を送るでしょう。それは魅力的で人を引き付け、良い写真になるけれどヨガではありません。

後の4つの枝ー
プラティヤハーラ 感覚の制御
ダラーナ 集中・精神統一
ディヤーナ 瞑想
サマディー 三昧、超意識、悟り 
は内側の実践です。

最初の4つの枝が確立されると、後の4つは自動的に起こります。もちろん、これらはヨガの中でも崇高で、より微細なレベルです。これらに達成するには、様々な型を取り除かなければならない 愛着や性質(性格)など、沢山を。これらは一生かけて行う練習であり全ての枝で学びを得終って初めて真の変化が起こります。正しい知識からヨガを学ばなければ、ヨガとは何か?を理解する事は不可能です。その何か?をここでの学びが意味するものは、実践に理論を置く練習、必ずしも正式な学びです。私の祖父、Sri K. Pattabhi Joisは、かつていつも言っていました、" 99%の実践と1%の理論である”と。しかしよく人々はこれを間違って理解し,朝から晩までアーサナ(pose)を練習していた。彼(パッタビ.ジョイス)が意味していたのは理論を実践する事であり、ヤマ、ニヤマを常に実践する事です。これをするには、何となく座り理論について(ヤマ、ニヤマ等について書かれている)本を読むのではなく、これらを大いに追い求めなければならないのです。citta vritti nirodha (ヨーガスートラの第二節)を読む事で精神を落ち着かせる事が出来ると思いますか?千回読んだとしても、ただ読むだけでは何も起こりませんし、もしかするとただ単に反対の事をする事になるかもしれません。ヨガの理論はいつも実践の中に取り入れなければなりません。貴方の日常の中に全てを取り入れた時にのみcitta vritti nirodha(心の作用を止める事、心を静止する事)は起こります。我々にとって、日々いかに穏やかで居られるか、幸せであるかが大切な事。これが私たちがフォーカスしている事です。
一日にして有名になれる人が居たかと思えば翌日には人気が落ちる。アーサナは行ったり来たり、お金も出たり入ったり、名誉も来たり無くなったり。私たちのするべき事は自分自身が穏やかで安定しぐらつかない様にする事。これがアーサナが私たちに与えてくれる物です。どれくらいの方々が一つの場所に長い間居座り続けられるよう心をコントロールする事が出来るのでしょうか?vrittisを連れてくる、もしくは心の変動を無いようにコントロールするには実践(練習)において安定を見つけなければ成らないのです。
これが安穏を得る方法です。

Samatvam yoga uchyate
Samtvam とは静けさ、バランス、安穏。

これがヨガです。これが一生涯の練習、貴方の人生の全ての鍵となる原料です。正しい基本は安定を育て、したがって、ヨガは起こるのです。もし私に起こるとしたら、貴方にも起こるでしょう。私たちは違わない。確かで良い見通しをしています。私たちが正しい原料を入れればヨガは誰にでも起こります。

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ありがとうございます!!

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photo by Nitesh



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